<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>薬剤師・チカの「これ知っとこ！」</title>
      <link>http://www.career-position.com/chika/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Wed, 10 Sep 2008 00:42:38 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>百日咳の今昔</title>
         <description>「百日咳」→乳幼児→凄い咳→重症化→でもワクチンが有効→感染者は減少
昔はこのようなイメージでした。
ところが今は？
「百日咳」→ん？大人？→なんだか咳が続くなあ～→おっと、集団発生！→ワクチン打ってるのに･･････なんで？

忘れかけていた百日咳が某大学で集団発生したのは2007年春のこと。それからちまたで成人の集団発生が報告され、国立感染症研究所によると、2008年１～４月の感染総数のうち20歳以上は40％、これは2000年の調査の2％から比べると凄い増加率です。
おまけに2009年は大流行するのでは？とも言われています。

あらためて「百日咳」について。
病原体は、そのまんまの「百日咳菌」。飛沫及び接触で感染し感染力は麻疹についで強いです。
経過ですが、まずは潜伏期。6～10日位。
それからカタル期、ここでは普通のかぜの症状が2週間程度。
そして痙咳期、ここで百日咳の特徴的な咳が2~3週間続きます。
連続的な短い咳の発作（スタッカート）、息を吸い込む時ヒューと笛のように高い音がでる（ウープ）これらの繰り返しをレプリーゼといいます。
夜間の発作が多いですが、熱もないため非発作時は正常です。
こんなに特徴的な咳ならばすぐわかるハズですが、乳幼児早期ではもともと呼吸の力が弱いので、そこまで特徴的な咳でなくヒューという音も発しない場合があるので、無呼吸やチアノーゼ、けいれん、最悪の場合呼吸停止に至ることがあります。
最後に回復期は発作が減ってきて2~3週間でほとんどなくなりますが、2、3か月はときどき咳がでます。
確かに乳幼児期にうけるワクチンは効果が高いのですが、年月がたつと効果が薄れてくるといわれています。そのうえワクチン接種者や成人では百日咳特有の音の咳発作が見られない場合があり、ただ咳が長引く、夜中の咳が多い･･･というような症状なので、知らず知らずのうちに菌をばらまいてしまう結果になります。
それに百日咳の感染力ですが、特徴的な咳の痙咳期ではなく、普通のかぜ症状のカタル期が1番強いというのも感染を広める原因です。
特に乳児は母体からの免疫が1~2か月で消失してしまうので、早期に感染してしまいます。

お薬はマクロライド系が第一選択です。
よく使用されるのがエリスロマイシン、40~50mg/kg/日の2週間連続投与。
カタル期に服用すれば痙咳期まで進まないこともあり、痙咳期で服用すれば発作の咳に対する作用は弱くても除菌作用があるので服用意義はあり、服用後5日位で菌は陰性になります。
百日咳患者が周りにいるときも予防投与で2週間服用します。前述の集団発生の某大学も集団発生後に非感染の学生や教職員多数が予防投与をされました。

大人の場合重症化することは稀ですが、1番怖いのは「風邪こじらせたのかな～咳が続くな~　、そういえばもう一か月になる、でも忙しくて病院行く暇ないし。」なんて大人がワクチンをまだ打っていない乳幼児に感染させてしまうことです、小さければ脳症で死亡してしまう場合もあります。
これを防ぐためにも、乳児はいち早くワクチンを打つこと（生後３か月から）、大人は長引く咳には要注意、特に気がつけば周りにも咳ゲホゲホしている人が多いという場合は怪しい･････。
あと、欧米なんかは思春期にもう一回ワクチンを打つことになっているので、日本もこれからの動向次第でそうなるかもしれませんね。

たかが咳、されど咳、のお話でした。
</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200809100042.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200809100042.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 10 Sep 2008 00:42:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>顎骨壊死のその後</title>
         <description>半年前に＜骨の薬が骨壊死の原因？＞というタイトルで顎骨壊死のことを書きました。
あのころはそんなに騒がれていなかったのですが、歯科医師会が色々動き出しました。
最近歯医者さんに行った方は見覚えあると思いますが、
目立つ所、たとえば会計の横や座ると嫌でも視界に入る壁に、
「骨粗しょう症のお薬を服用されている患者様へ」と歯科医師会からの顎骨壊死に関するポスターが貼っています。
BP製剤と額骨壊死に関する新聞報道もありました。

このことで薬局でも様々な質問を受けます。
「辞めなあかんて書いてた。いつから辞めたらいいの？」
「新聞で見たけど、怖いから先生に薬変えてもらった」→エビスタに変更
「この薬きついってこと？？」
「歯医者さんが3年飲んでたら、抗生物質効かない体になるって･･･怖いやん」
････最後のコメントは骨が壊死すると言いにくいから話変えた？
いくらなんでもその変え方はないでしょう、といいたいですが。

代表的なボナロンの帝人ファーマのＭＲさんが詳しく勉強会してくれました。
原因と推測されることやリスク因子は前のﾌﾞﾛｸﾞと同じです。
データーを色々教えていただいたので、ちょっとご紹介。
2004年~2005年の豪州調査によると
骨粗しょう症・骨Pajet病・悪性腫瘍の3疾患のＢＰ系薬剤投与例全体（経口・注射）の顎骨壊死の発生率は0.05～0.1％、その内骨粗鬆症の発現率は0･01～0･04と低く悪性腫瘍が0.88～1.15と上がりました。
さて、これが「BP系薬剤投与中の抜歯施行例」とリスク追加になると発現率は7.5～9倍と高値になります。リスク因子の中でも抜歯がかなりの高リスクであるということですね。
外来での処方頻度が高い経口剤のデータとしては、
米国口腔外科学会ではｱﾚﾝﾄﾞﾛﾈｰﾄ（ﾎﾞﾅﾛﾝ・ﾌｫｻﾏｯｸ）の製造社のデータから、報告頻度は「10万人年あたり0.7件」
欧州骨粗鬆症WGでは各製薬企業に送られている自発報告の件数から「10万人年あたり1件未満」と算定されています。
経口では確かに低頻度ですが、確固たる原因がわからないまま何故早くに歯科医師会が注意喚起をするのかと言うと、「顎骨壊死」というのは歯科分野では最終的には掻爬して骨移植、という重篤な疾患であるということがあげられます。
そのうえ米国口腔外科学会が顎骨壊死とBP製剤の管理戦略のガイドラインを出しているので、それをもとに具体的な注意喚起ということです。実際米国が早々とガイドラインを作ったのは、はっきりと原因やリスク回避が解明された訳ではないのですが、なにせ「訴訟大国」、その防御策としてガイドラインが早くに作られた一説もあります。日本ではこの夏あたりに口腔外科学会からガイドラインがでるのでは、とのことです。

以下、米国口腔外科学会での経口BP剤投与中に抜歯等の浸襲的歯科処置が必要のなった場合のBP系薬剤の投与に関する文章です。

「経口BP製剤による顎骨壊死発生のリスクは非常に低いものの、経口BP製剤による治療期間が３年を超えると上昇する。ただし、ｺﾙﾁｺｽﾃﾛｲﾄﾞを長期併用している場合には、経口BP製剤による治療期間が３年未満でも発生リスクは上昇すると考えられる」
①	経口BP投与期間３年未満でｺﾙﾁｺｽﾃﾛｲﾄﾞ併用、あるいは経口BP投与期間が３年以上の場合は、
患者の全身状態からBP製剤を中止しても差し支えないのであれば、歯科処置前の少なくとも３ヶ月間はBP製剤の投与を中止し、骨治癒するまでは再開すべきでない。
②	経口BP投与期間３年未満で危険因子が無い場合は予定された浸襲的な歯科処置の延期・中止や経口BP製剤の投与中止の必要は無い。
　　　
※	危険因子････ｺﾙﾁｺｽﾃﾛｲﾄﾞ療法・糖尿病･喫煙･飲酒･口腔衛生の不良・化学療法薬

この「３ヶ月の休薬」というのも、今のところ理論も根拠もないそうです。
･････一番大事なこと、「虫歯は３ヶ月待ってくれない！！」

</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200805191945.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200805191945.html</guid>
        
        
         <pubDate>Mon, 19 May 2008 19:45:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>何月何日何時に・・・・症状は始まった</title>
         <description>「突発性難聴」
歌手の浜崎あゆみさんが左耳の聴覚を失ったとブログで報告されてから
よく聞くようになった疾患です。

厚生労働省が指定する「特定疾患」の1つで増加傾向にあるといわれている疾患です。
もちろん読んで字の如く「突発」と言うだけあって突然耳が聞こえなくなり、
特徴的なのは「片耳だけ」しかも「何日の何時ごろ」とか「～をしている時に」など
発症時間を正確に言えるぐらい高度な感音難聴が起こります。
ですから、「最近なんとなく聞こえにくくって････」とか「だんだん聞こえにくくなりました」という時は
突発性難聴でなく、他の疾患を疑わなければいけません。

さて原因ですが････わかりません。と言うより厚生省研究班の診断基準に「急激に発症する難聴の中で原因不明のもの」とありますので、原因がわからなければ「突発」って事になっています。
とは言っても原因として推定されているものがいくつかありまして
ウイルス感染説、内耳の循環障害説、アレルギー説など。遺伝ではないといわれているようですね。

主訴の難聴のほか、発生前後に耳鳴り・めまい・吐き気を伴う事がありますが、
難聴だけだと突然聞こえなくなってもトンネルやエレベーターでよくなる内圧と外圧の差の
「キ～ン」かな？･････「つばゴックン」････「ん？治らない？まっ、そのうち治るか」
というのがとっても危険！！
「そのうち」が「手遅れ」になるのです。
治療を1日でも早くするのが予後をよくする方法で、ある病院の調査によると発症後12日以内に治療を開始した症例ではそれより遅い症例より治癒率は優位に高かったそうです。
主にはステロイドで治療し循環改善の為に血管拡張剤、ビタミン剤などを使用し、高圧酸素療法や神経ブロック等もありますが、前述のように治療が遅れると治る可能性は非常に低くなります。
ただ最近の新聞報道で京大において聴覚細胞を再生する世界初の治療法の試みが行われるそうなので朗報になるかもしれません。
しかしながら今のところは早期治療が一番の治癒率を上げる方法なので、ぜひとも「突然耳がｷｰﾝってする」「自分の声が頭の中で響く」なんて症状の方が現れて、「そのうち治るから様子みるわ～」なんてノンビリしている人がいれば、
「すぐ病院いかな手遅れなるで････ほらほら、茹でた卵はもとの生卵に戻らんやん････
あれと同じや････あ～怖っ！」とボソッとささやいてください。
必ずあせって即病院に行ってくれます！（←私が身内に言ったら効果アリ！でした）

さてに難聴の1つ「薬剤性難聴」もありますね。私は薬剤性難聴の患者さんに出会ったことはありませんが、抗生剤（ｽﾄﾚﾌﾟﾄﾏｲｼﾝ・ｶﾅﾏｲｼﾝ等）、利尿剤（ﾌﾛｾﾐﾄﾞ）や抗がん剤などが原因薬剤で、この場合両側の耳が同時に難聴の症状がでます。
新しい情報では昨年の秋に米国ではＦＤＡが男性性的不全治療薬のバイアグラやレビトラ等に対して「突発性難聴を発症する恐れがある」と説明書に詳しくリスクを記載するように、と求めました。
まだ薬との因果関係は詳しくは不明ですが29件報告されているとの事です。

</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200802291729.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200802291729.html</guid>
        
        
         <pubDate>Fri, 29 Feb 2008 17:29:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「後期高齢者医療」始動準備！</title>
         <description>昨年度から新聞紙上で「後期高齢者医療」の負担の延期が何ヶ月とか、首相が変わったとたんに凍結やら、なんだかごちゃごちゃしていて「だから結局どうなのよ？？」と言っている間に年も明け、4月の制度始動にむけ各自治体の詳細が明らかになってきました。

特に関西地方の調剤薬局などでは
「保険料払わなあかんようになって、えらいこっちゃ、どないなってるんかいな、
ほんまにもう～たまらんわ」

････と高齢者の愚痴を聞かされるケースが多発することを踏まえ（笑）
制度の基本をおさえておきましょう。

皆様ご存知の通り、本年度4月より後期高齢者医療制度が始まります。
75歳（一定の障害があると認定された方は65歳）以上になるとこれまでどんな保険に入っていた人もすべてこの「後期高齢者医療」の保険に新しく加入することになります。

当然、息子さんの保険にご家族として入っていて今まで全く保険料を負担していなかった方も75歳のお誕生日のケーキ（饅頭？）とともに「保険料」が発生するわけです。
しくみは都道府県ごとに全市町村が加入して設置される「後期高齢者医療広域連合」が運営しますが、介護保険と同じく都道府県によって「保険料」に格差がでてきます。

産経新聞の調査によると
厚生年金のみを受給する単身者の場合（年額208万）だと、一番高い福岡県が年額保険料10万1750円で1番低い長野県が7万1700円とこれほどの地域格差があります。
これは比較しやすいように所得格差を除いて計算しましたが、厚労省の発表による所得も含めた計算では1番高いのは神奈川県で1番低い青森県の約2倍の平均保険料がはじきだされました。
さて「保険料」ですが被保険者全員に等しく課せられる「均等割額」と所得に応じて課せられる「所得割額」の合計額になります。

具体的に大阪府についていいますと、「被保険者均等割額」は年額4万7415円。この均等割には基本的には軽減措置があり、たとえば基礎控除額を超えない世帯で7割軽減その他5割3割軽減とか。
これに「所得割額」をたして合計を出します。

とは言ってもピンとこない「だから結局いくら払うの？」と言うことで、モデルケースを見てみましょう。

（大阪府の場合）
＜単身世帯、年金収入120万のみ＞→1万4224円
＜同、180万＞→6万1368円
＜同、240万＞→12万2931円
＜75歳以上夫婦2人世帯、夫年金120万、妻50万＞→2万8448円（夫婦の保険料合算）
＜同、夫180万、妻50万＞→7万850円
＜同、夫240万、妻50万＞→17万346円

こんな感じです。（すべて年額）

但しこれまで社会保険のご家族で保険料を負担されていなかった人には急に発生する保険料の激変緩和の観点から2年間は所得割額は課せられず、均等割額も5割軽減されます。

そして時期的な特例ですが平成20年の4～９月までは均等割額がなし（つまり保険料ゼロ）10月～平成21年の3月間では均等割額が9割軽減と措置があります。しかしこれらの措置はあくまでも社会保険の家族で負担ゼロの人に対してだけです。保険料を払ってきた国民保険の人や社会保険の本人は最初に書きました年収による軽減措置になります。

ついでに前期高齢者医療（70歳～74歳）の窓口負担がこの4月から2割になることが法改正で決まっていますが、こちらも国の措置で平成21年3月までは1割負担に据え置かれることになりました。
色々述べましたが結局「減額措置」というものはある一定期間だけで負担増は間違いなしです。
というか、措置期間が切れるころにはまた財政難で変更があるかもしれませんしね。

保険料は「使った医療費」から皆の料金アップにつながるので、なんといっても医療費を削減しないことには「台所は火の車」状態なのは間違いないです。
ジェネリックやセルフメディケーション、「未病」という言葉もあります。薬剤師として経済も考えてみませんか？</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200801101148.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200801101148.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 10 Jan 2008 11:48:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トウガラシの意外な効果</title>
         <description>寒い季節になりました。

発汗のため、入浴剤にも最近「トウガラシエキス入り」なんてありますね。
Hot,Hot!のイメージですが、トウガラシの成分の「カプサイシン」が高齢者の嚥下障害を予防するという記事を見つけ、色々調べてみました。

高齢者の嚥下障害を防ぐことがなぜ必要かと言うと、老人性肺炎につながる危険があるからです。
肺炎による死亡率は経時的に増加しており、65歳以上が95％を占めるといわれています。
「老人性肺炎」は若い人の肺炎とは違い、誤嚥によるものが多く、特に大脳基底核に障害のある脳血管障害の人に多く見られます。

ここに障害があると、黒質線状体から産生されるドパミンの合成が低下します。

すると、嚥下反射や咳反射の原動力のサブスタンスPという物質の合成能も低下します。
このことで嚥下障害がおこりやすくなります。
ここで問題なのは明らかな嚥下障害はもちろんですが、知らず知らずのうちに口腔内の雑菌の含んだ唾液を気管に誤嚥してしまう、「不顕性誤嚥」です。

ここで登場「カプサイシン」！

カプサイシンがこのサブスタンスPを強力に放出する作用があるとのことで、東北大学医学部で研究が進んでます。どれほど効くのか？東北大学の海老原博士らが2005年米国高齢者会誌に報告したものによると

平均年齢82歳の64名の老人ホーム入居者を対象にカプサイシン入りのトローチ或いはプラセボトローチを4週間にわたって毎食前になめてもらい、適宜少量の水を飲んでもらい、飲み込むまでの時間を測定することで嚥下神経の反射能を測定しました。

水を飲み込むまでの時間は開始時点では平均5.7秒だったのが、カプサイシントローチをなめていた人たちは4週間後には3.5秒まで飲み込む時間が短縮されたという結果がでました。
嚥下の時間が5秒を超えると肺炎のリスクが高くなるといわれているので、このカプサイシンが誤嚥性肺炎の予防に有効であるといえます。

さてこのトローチ、某大手蜂蜜メーカーが研究し提供したものと聞きましたので、そろそろ発売なのかな？と電話で確認すると「決定ではないが発売に向けて強い希望をもって進めている」との事でした。

蜂蜜まぜて、甘くするのでしょうか、味が知りたい！

トローチ自身を誤嚥してはいけないので、ちゃんと穴あきトローチみたいですよ。

カプサイシンなのでトウガラシを含む食品でもいいのですよね。でもキムチなど食べると余計に喉が「ひい～！！」となってゲホゲホしないのかな････とちょっと心配。

ついでにもう1つサブスタンスPを増やす物質をご紹介すると、ACE阻害剤です。
ACEを阻害するだけでなく、サブスタンスPの分解酵素も阻害するので服用を続けるとだんだんサブスタンスPの濃度が高くなり効果があるとの事です。このことも色々研究発表がされているみたいです。
あと大切なのは口腔ケア。口内雑菌を減らすことで肺に入る雑菌量を減らすことも有効です。
また胃の逆流を防ぐ為にも食後2時間の座位の保持も大切です。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200712241111.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200712241111.html</guid>
        
        
         <pubDate>Mon, 24 Dec 2007 11:11:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>セララ</title>
         <description>なんだか、かわいいネーミング。
世界初「選択的ｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝﾌﾞﾛｯｶｰ」の降圧剤「セララ」が発売されました。

ｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝと言えば、ﾚﾆﾝ･ｱﾝｼﾞｵﾃﾝｼﾝ系の最後の物質（ｱﾝｼﾞｵﾃﾝｼﾝⅡの次）ですが、じゃあＡＲＢでいいんじゃないの？となりますが、非ﾚﾆﾝ･ｱﾝｼﾞｵﾃﾝｼﾝ系からもｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝに到着するので、ｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝを抑えることが必要になってきます。

ｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝは食塩過剰摂取下では高血圧だけでなく、心臓･血管･脳･腎臓等の臓器障害にも深く関与しているということです。

ここで「食塩過剰」という条件がなぜつくか、その証明話。

マサイ族という民族は遺伝的に高ｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝ症ですが、高血圧も心血管イベントも少ない、何故かと言うと、食塩摂取が3ｇ/日だとか。このことから食塩過剰摂取によるﾊﾞﾗﾝｽの崩れがおこっている時にｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝの有害作用が出てくることがわかります。

日本は韓国に続き世界2番目の食塩摂取国で11~12g/日、ですからｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝを抑えることが高血圧、心血管イベントなどにとって重要になってきます。

では、大昔からあるｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝ拮抗薬のｽﾋﾟﾉﾛﾗｸﾄﾝ（ｱﾙﾀﾞｸﾄﾝA）とどのように違うかですが、ｱﾙﾀﾞｸﾄﾝはｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝの受容体だけでなく、性ホルモン受容体にもくっつくので、女性化乳房･月経障害・勃起機能不全等の副作用（発現率１０％ほど）が難点でしたが、セララはｱﾙﾀﾞｸﾄﾝの8倍ものｱﾙﾄﾞｽﾃﾛﾝ受容体選択性（in vitro）がある為、前述のような副作用が少ないので（発現率１％以下）使いやすいという事です。

さて、この「セララ」の適応症は高血圧ですが、単独使用よりはCa拮抗薬やβブロッカーなど他剤にオンするのが主流とか。それじゃ別にセララじゃなくてもいいんじゃないの？と思いますがここからがセララの「ウリ」の部分。

心筋梗塞後の標準治療による影響をみた2003年のEPHESUS　STUDY（N＝6632例）によるとACE阻害剤、ARB、βﾌﾞﾛｯｶｰ等で単剤または多剤で標準治療している患者にセララを25～50mgオンすることで36ヶ月後の総死亡率が１５％低下したそうです。

比較としてセララをオンせずに、代わりにバルサルタン（ディオバン）を80mg使用したVALIANT　STUDY（N＝14703例）では総死亡率に有意差はなかったとの事。このことからも高血圧で心保護の必要な患者にはセララの低用量で予後改善を目的とした使用が推奨されます。

じゃあ、心不全とかで適応とればいいのに、と思いますが新規で承認時に心不全で適応をとると薬価が跳ね上がるそうです。
海外５９カ国で発売されていますが、ほとんどが心不全で適応をとり日本と米国だけが高血圧症の適応だそうです。もちろんあとから効能追加を考えてるそうですが。

副作用ですが、国内および海外の臨床試験によるデーターでは頭痛が6.1％と比較的多かったですね。あとやはり作用上高カリウム血症をきたすので併用禁忌にカリウム製剤およびカリウム保持利尿薬、併用注意にACE阻害剤とARBがあります。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200711282203.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200711282203.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 28 Nov 2007 22:03:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>骨の薬が骨壊死の原因？</title>
         <description>「えっ、何で？」と思いました。

すべてのビスフォスフォネート系薬剤の添付文書に「薬剤の投与により顎骨壊死、顎骨骨髄炎があらわれることがある」と記載されています。

何のこっちゃ････と？？？でしたが、文献を読む機会がありました。

まず顎骨壊死とは、顎骨への血流供給不足及び感染、治癒機能低下等により歯の根元の骨が欠損または壊れてしまうことです。
これが、現在多く使われているＢＰ系薬剤の投与をうけている患者、特に多発性骨髄腫や乳癌・前立腺癌の骨転移などによる高カルシウム血症に対して静脈内投与された患者に発生しているとか。

ＢＰ製剤が顎骨壊死を誘発するメカニズムはまだはっきりとは解明されていませんが
リスク因子はいくつか報告されています。

・ステロイド治療中
・悪性腫瘍の治療として抗がん剤、放射線治療中
・歯周病など口内不衛生状態
・歯科処置（特に抜歯）による外科的襲来
・感染リスクが増加する免疫機能低下状態
等です。

各国で様々なＢＰ製剤と顎骨壊死との関係の報告がなされていますが注射製剤（アレディア・ゾメタ）を販売しているノバルティスファーマ社の発表によるとこの製品が発売されて以来2002年12月から2006年4月までの間に顎骨壊死等の顎の病変は2538例報告されており原疾患別では多発性骨髄腫786例（31％）乳癌404例（15.9%）となっています。

国内では2006年2月時点でアレディアのみ13例報告されています。
詳しい症例概要がＨＰに記載されていますので、参考までにご覧になってみてください。

歯科領域のガイドラインによると、抜歯などが誘発原因になる為

・ＢＰ製剤治療を受ける前に歯科的治療を済ませておく。
・抜歯前にＢＰ製剤を休薬する。
・含嗽剤によって口腔内を清潔に保つ。
・口腔内細菌に有効である抗生剤の投与、などがあります。

休薬に関しては、ＢＰ剤は骨内に長期間沈着するので短期間の休薬の必要性があるのか？
と思いますが、血管新生への影響など休薬による効果も期待できるので休薬に関しても使用年数などでガイドラインがあります。

ほとんどが注射剤での報告ですが、経口剤でも報告されています。

歯科的治療の前には十分な注意が必要と歯科医師間ではこの病変とＢＰ剤との関連に関しては注意されています。実際、歯科医師から「ﾋﾞｽﾌｫｽﾌｫﾈｰﾄを服用していないか」と問う場合や、説明用紙を用意してｲﾝﾌｫｰﾑﾄﾞｺﾝｾﾝﾄをきっちりしている歯科医院もあります。

骨密度を上げるには本当にいい製剤で、これからも使用頻度が増えると思われる薬剤ですので、この件に関しても注目したいですが、経口剤の発症頻度は極めて少なくエビデンスの少ないまま情報が錯綜している面もあるので、患者さんに過度の不安は与えたくありません。

いまの段階では薬剤師としては一通りの知識と初期症状を把握していることが必要かと思います。
顎骨壊死の初期症状は疼痛・腫脹・しびれ感・顎が重たい感じ等です。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200711171126.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200711171126.html</guid>
        
        
         <pubDate>Sat, 17 Nov 2007 11:26:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>川崎病</title>
         <description>10月29日の産経新聞に「川崎病、2年連続1万人突破」と記事がありました。

昭和42年に当時日赤の川崎富作先生が「急性熱性皮膚粘膜淋巴線症候群」として報告されたのが始めてです。世界でも「Kawasaki Disease(KD)」 と呼ばれています。
冠動脈を含む全身の血管炎症候群で、炎症が続いた後に冠動脈障害を10~15％に合併します。
日本や米国においては小児における後天的な心疾患の第一の原因になっています。
発表されたのは40年も前ですが、原因はウイルス感染説もありますが未だ確定はできず、不明です。

全国調査は昭和45年から行われていますが、過去に昭和54･57･61年に大流行がありました。（流行って事はやはり感染なのでしょうか？）
患者数が1万人を突破したのは57･61年だけだったのに、最近は右肩上がりに増加し、平成17年･18年と1万人越えです。また、０～４歳の罹患率も特にこの10年間程急増です（少子化なのに････）

主な発病時の特徴は

発熱・両目の充血（目やにはなし）・イチゴ舌・首のリンパ節の腫れ・四肢の硬性浮腫
後に皮膚がボロっとめくれる・大小さまざまな形の発疹など。

とくに発疹ですが、BCGの接種部位が赤くなることが多いですが、これは他の疾患にはない特徴的な現象です。心臓後遺症がなければ1ヶ月ほどで炎症は治まり、リウマチのように慢性化しませんが念のため定期的な検診が必要となります。
冠動脈瘤が残っても小さなものだと治療で消えてしまうのですが、大きなものだと狭窄性病変に進行する場合もあります。性差は1.3～1.5：１で男児に多く、年齢分布は4歳以下が80~85%です。

しかしながら、疾患発表時とは違い治療法の確立で死亡率は劇的に低下し、かつて２％を超えていた致死率は0.01%まで下がりました。以下「川崎病急性期ガイドライン・日本小児循環器学会」からの抜粋です。

現時点で最も信頼できる抗炎症療法は、早期に大量（高用量）のグロブリンの点滴静注療法　（IVIG療法）。なかでも2g/kg/日の超大量単回投与や重症度に応じて1g/kg/日を1日又は　2日連続投与がより効果的といわれている。
原則としてIVIG療法と抗血小板療法を併用する。急性期は腸管からの吸収が悪く血中濃度　の上昇が悪いので急性期は中等量のアスピリン（30~50㎎/kg/日）、解熱後は3~5mg/kg/日の投与。冠動脈に障害が残さない場合も血小板凝集能は数ヶ月間　亢進してお　り、炎症の程度が陰性化した後2~3ヶ月間は継続されるのが望ましい。

バイアスピリンもバファリン８１も適応ありますね。
子供に関わる病気なので、できれば避けたいけれど原因がわからない現在では防ぎようがありません。しかし、合併症を最小限に防ぐ事はできます。

とくに冠動脈拡張病変は第９病日あたりに始まるといわれているので、前述のような特徴に早く気づき、1日でも早く（できれば第7病日以前）にIVIG療法を行うことが合併症を防ぐ為にとても有用な事です。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200711051453.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200711051453.html</guid>
        
        
         <pubDate>Mon, 05 Nov 2007 14:53:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>やっかいな虫</title>
         <description>さて、次のブログの話題を何にしようと思っていたら、
子供たちが流行の歌「おしりかじりむし～～～」と合唱していたので
（１度聴くと私も耳から離れない！）
今回のお題は「ギョウ虫」
学童時期、春になるとおしりにペッタンシールで検査しますよね。
感染率は少なくなったとはいえ１～５％位あります。

では「ギョウ虫の一生」

人から人への経口感染です。手についた卵が口から入ります（まれに空気感染もあるらしいですが）十二指腸でふ化し約４５日で成虫になり盲腸で生活します。

その後メスが夜中に肛門に出てきて卵を産みます。そして体内に戻ることなくご臨終。
何で夜中？と言うのも夜中は肛門の括約筋が弛緩しているからだそうです。

ここからが問題、その卵の数、７０００～１００００個！（ゲッ！）
そこで痒いので子供は自然にお尻をかいてしまい、手から再感染。
またお布団、パジャマなど卵はそこら中に飛散するのです。
この卵がやっかいなことに長生きなのです。
春秋など心地よい気温では４０日以上生存するらしいです。（家中、卵だらけ？！）
ですから感染すると、ひたすら掃除しまくり布団を日干しして朝起きたらすぐお風呂でおしりを洗い、
下着を着替えて････なんて頑張っても完璧にはとても無理ですよね。

ここでお薬登場、ご存知「コンバントリン錠」（成分名：パモ酸ピランテル）です。
10mg/㎏なのでドライシロップだと体重10kgに対して1包（力価100mg）です。
大人だと50㎏計算でコンバントリン錠5錠を1度に服用します。
前述の通り一人が感染すると家族中感染する確立が非常に高いので全員で同時に服用するのが1番です。
1回の服用で9割以上効果がありますが、卵や幼若虫には効果が少ないのでそれらが成虫になる頃、
大体最初の服用から10日～14日後にもう1度服用するほうが効果的です。
副作用は？、って患者さんから聞かれたことないですけど（それどころじゃない？！）
添付文書によると、頭痛・腹痛などですが低頻度です。

コンバントリンは平成17年3月まではOTCで購入できたのですが、成分のパモ酸ピランテルが処方箋薬になった為、現在は処方箋がないと手に入りません。
ちなみに今あるギョウ虫駆除剤のOTCは、佐藤製薬の「パモキサン錠」（成分名：ﾊﾟﾓ酸ピルビニウム）があります。
とりあえず感染源になる子供は爪を切り、手洗いを徹底して家に持ち込まないようにしましょう！</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200710170033.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200710170033.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 17 Oct 2007 00:33:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Borderline Personality Disorder</title>
         <description>境界性人格障害（以下BPDと表記）、いわゆる「ボーダー」といわれる人々です。人格障害という言葉が誤解と偏見をまねくので、最近では「境界性パーソナリティ障害」といわれています。

境界性とは、もともと神経症と精神障害（主に統合失調症）との境のことでしたが、最近では鬱などの気分障害とのかかわりなどもあり、現在は米国精神医学会のマニュアル＜DSM－Ⅳ＞では１０ある人格障害の１つに分類されます。

本人や家族には「人格障害」という言葉にショックを受ける場合があるので、
診断名をはっきり告知していない場合も多いです。

ではどのように判断するの？と言うと、＜DSM―Ⅳ＞によると、
以下の９項目のうち「５つ以上」で示されます。

1.見捨てられ不安 
2.理想化とこき下ろしに特徴づけられる不安定な対人関係 
3.同一性の障害
4.衝動性 
5.自殺企図 
6.感情不安定 
7.慢性的な空虚感 
8.怒りの制御の困難 
9.一過性の妄想様観念/解離 

具体的行動では、たとえば他人を過大に評価し理想化したと思えば、
その人が自分の意にそぐわないと異常に激しい攻撃性を出します。

そこで精神科・心療内科で治療しにくい理由のひとつに、自分の思うような治療や返事が返ってこない場合「信頼している先生が裏切った、ここはヤブ医者だ！他の病院にかえよう」と、理想化からこき下ろしに急激に気持ちが変化し、ドクターショッピングをする人が多いのです。

なんだかこのように聞いていると、わがままの極みのように聞こえますが、病的に反応してしまいうと言うことです。ですから余計に健常者（単なる性格的なもの）との区別に診断が慎重になります。
前述の＜DSM－Ⅳ＞以外にも、世界保健機関国際疾病分類＜ICD－10＞での診断や、場合によっては心理テストなども行い数回の面談で判断します。

原因は？となると、色々な説があり確定していません。
やはり脳内の伝達物資の異常、大脳海馬の萎縮、幼少期の強度のストレスによるもの、等。
治療は、薬物療法と共に認知療法・家族療法などの心理的治療、精神分析による自我の再構築など、種々の治療を組み合わせます。

使用薬ですが、うつ病のように治療指針がしっかりしているわけでもなく、色々調べますと個々のドクターによって様々な見解があります。
SSRI・SNRI・非定型・抗不安薬・気分調製薬など、最近の学会誌ではMARTA（ｸｴﾁｱﾋﾟﾝ・ｵﾗﾝｻﾞﾋﾟﾝ）が著効する例が紹介されています。

もともとリストカットなど自殺企図があるので、三環系抗うつ剤やリチウム、ﾊﾞﾙﾋﾞﾂｰﾙ酸系睡眠薬等は
大量服薬の可能性があるので、慎重な投与が必要です。
ﾍﾞﾝｿﾞｼﾞｱｾﾞﾋﾟﾝ系抗不安薬も不安・イライラを鎮める為に処方されますが、BPDの人には焦燥感や衝動性を増してしまい、自傷行為や他傷行為の衝動にかられてしまうという見解もあります。

うつ状態になるときもあるので、本人が「うつ病」と思い込むケースも少なくありません。
決定的に「うつ病」または「躁うつ病」と違うのが、気分の波が、数時間から数日で極端に変化するところです。人生観や価値観まで両極端にかわってしまう場合もあります。

「うつ病と思い込んで来たBPDの患者さんにはどのような処方をするのですか？」と
直接精神科Dｒに質問したら「････何出すと思う？」と逆質問され「？？？」
「それはね、少量のスルピリドだよ、攻撃性も抑え鬱症状にもきくしね」と。

また、ある自宅開業している心理カウンセラーに
「BPDの人がカウンセリングに来て攻撃性が増し危険な状態になったことないのですか？」と聞くと
「BPDの人はね、いわゆるボーダーラインを超えないと普通の人なのよ、
ボーダーラインを超えない接し方をすれば攻撃性はでないし本人も楽なのよ」と
教えていただきました。

結局、衝動性をコントロールする治療がBPDの人や支えるご家族にとって、有効なのだと感じています。脳内伝質等がより深く解明されると、数年後には色々治療法が確立されるかもしれませんね。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200710030657.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200710030657.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 03 Oct 2007 06:57:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>きれいな魚にはトゲがある？</title>
         <description>「非定型抗酸菌症」

あまり聞きなれない言葉ですが、抗酸菌の代表は結核菌。
それが「定型」でそれ以外が「非定型」と総称され、数十種類あるとか。
最近では「非結核性抗酸菌症」と呼ばれているそうです。

どこにいるのか？って土壌や水の中、埃の中等どこにでもいる菌です。
結核と違って弱い菌なので、よっぽど抵抗力が弱ってないかぎり人から人には感染しません。
肺で発病すると最初は自覚症状がなくその後、咳・たん・微熱・息切れなどの症状がでますが、もともとどこにでもいる菌なので診断も難しいとか。
治療は抗結核薬の多剤併用やマクロライド、ニューキノロンの抗生物質の投与です。

この中から最近ある生き物から感染する例をご紹介します。
ここ数年ブームで、どの家でも気楽に飼いやすく、きれいな色で癒される、
そう、「熱帯魚」！

熱帯魚を飼った事のある人はおわかりでしょうが、水槽のおそうじをマメにしてぴかぴかにするときれいに見えるし、光を工夫したり水草の配置をかえてみたり、いろいろ楽しいみたいですね。

非定型抗酸菌の一種が海水魚等に感性した場合、水槽のなかで菌を排出し続け水槽内の壁や水中に菌が付着するそうです。（うわ～凄い菌数いそう････）
それがお手入れ中の手の小さな傷から入り込み感染します。

実際に感染した人の話によると、最初指の関節部分が痛くなり曲げにくくなったので病院に行くと「使い痛み」や「ばね指」の診断でシップして放っておいたそうである日突然、指がパンパンに腫れたと思ったらどんどん上がって、手首のブレスレットがのめりこむ位急激に腫れたそうです。

たまたま整形の病院に専門医のドクターがいてそこでやっと「非定型抗酸菌症」の診断。
結局処置が遅かったので手首を切開し、膿をだしたりして、１２針縫いました。

なかなか皮膚の感染は珍しく、的確な判断がすぐできないらしいです。
海水魚などから感染するので別名「プール肉芽腫」と言われ、水族館や熱帯魚を扱っている人に多いです。

熱帯魚ファンの皆様、ゴム手袋必須ですね。</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200710030651.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200710030651.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 03 Oct 2007 06:51:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>特定保健用食品</title>
         <description>10年前、「ホワイトニング・美白」という言葉に魅了され、
5年前、「コラーゲン」と聞けば買いあさり、
今は「アンチエイジング」と言われると食らい付き、
5年後、体のあちこちにガタがくれば「トクホ」に飛びつく私かしら･････（笑）

『健康食品』というあいまいな表示で世間には多くの食品が出回っています。
2005年に東京都が実施した健康食品の表示についての調査によると、店舗販売、ネット販売も含め
157品目の抜き打ち調査のうちなんと！139品目（88%）で法令違反が見つかりました。
何、この数字！？って感じですよね。
そこで、やっぱり「トクホ」の出番。

国で認められている規格には、「医薬品」「医薬部外品」「特定保健用食品」「栄養機能食品」「特別用途食品」があります。
何が違うかと言うと、まず関連する法律が違います。
前者２つは薬事法で、後者３つは、健康増進法と食品衛生法です。
「特定保健用食品」とは、身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含んでいて、
「お腹の調子を整える」など、特定の保健の目的が期待できることを表示できる食品です。
申請にあたっては作用機序を明確にし、安全性･有効性が証明され、
その効果が当該食品を用いてヒト試験で科学的に証明され、無作為化比較試験で危険度５％以下等、
様々な規定があります。

「トクホ」は、その食品ごとに国の許可を受けなければいけませんので、すでに許可を受けている食品と同じ成分を含んでいても、同じ保健の効果を表示することはできません。

ただし、平成17年からは許可件数が多く、科学的根拠が蓄積された成分のものは、規格基準検査のみで、手続きが迅速化できるようになりました。

さらに、関与成分の摂取による疾病リスク低減を表示できるものもあります。

今のところ「女性の葉酸摂取と神経管閉鎖障害を持つ子供が生まれるリスクの関係」と「若い女性のカルシウム摂取と将来の骨粗鬆症になるリスクの関係」の２つです。
･････『若い女性』ってところが気に入らない。
私は対象外ってことね（涙）

個人的見解はさておき、主なトクホ成分を並べると、

お腹の調子を整えるのは、オリゴ糖、ビフィズス菌、各種乳酸菌等
血糖値関係は、難消化性デキストリン、グアバ葉ポリフェノール等
血圧関係は、ラクトトリペプチド、杜仲葉配糖体等
コレステロール関係は、大豆たんぱく質、キトサン等
骨関係は、大豆イソフラボン、乳塩基性たんぱく質等
歯もあります、パラチノース、エリスリトール等

他にも沢山あります。

ところで、トクホの「人がバンザイしたようなマーク」に、「条件付き」と表示されているのを見たことがありますか？平成17年度からの創設で現行のトクホほど科学的根拠レベルには届かないけれども、一定の有効性が確認されているもので、作用機序が明確でなくても、無作為化比較試験で危険度が１０％以下ならば認可されます。
しかし安全性については、トクホと同じレベルで科学的に証明されてなければいけません。

トクホは、承認されてもすぐに商品化されなかったり、発売されても市場動向により販売中止になる製品も多々あるので、現在も販売され続けているのは、全体の20~25％程だそうです。

平成19年8月23日現在、701品目あります。

これからどんどん増えてくると、トクホしか置いていない『トクホ専門店』なんていいかもしれませんね。
･････間違いなく「お得意様」になっていると思います。（笑）</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200709111647.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200709111647.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 11 Sep 2007 16:47:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ビオチンが有名になった訳</title>
         <description>「掌蹠膿庖症」

この病名が一般にも知れ渡ったのは女優の奈美悦子さんがTVで闘病を語ってからです。
これと同時にその治療に使った「ビオチン」が有名になりました。

ビオチンとは水溶性ﾋﾞﾀﾐﾝで以前はﾋﾞﾀﾐﾝHと呼ばれていました。
「H」はドイツ語で皮膚を意味する「Haut」の頭文字で、もともとは皮膚炎を治すﾋﾞﾀﾐﾝとして発見されたものでした。ずっとﾋﾞﾀﾐﾝHと思っていたら、知らない間に現在はﾋﾞﾀﾐﾝB群（B７）に分類されていました。

ビオチンは腸内細菌によって作られますが、レバー・魚介類･卵黄･豆腐等多くの食品にも含まれています。食品中のビオチンは蛋白質と結合した状態でビオチニダーゼという酵素によって結合が切り離されて遊離型になってから初めて腸から吸収されるそうです。

普通の食生活ではビオチン不足になることはありませんが、長期間の下痢や抗生物質の服用で腸のバランスが崩れている場合やビオチニダーゼの活性が異常に低下している場合や、卵白（生）に含まれているアビジンはビオチンと強力に結合し吸収を阻害しますので、大量の生卵白の摂取が続くとビオチン欠乏になります。

欠乏するとエネルギー代謝、免疫機能、コラーゲンの合成等の低下が起こり、アトピー性皮膚炎や乾癬、脱毛症、掌蹠膿庖症などの皮膚疾患や糖尿病、易疲労感など色々な症状が起こりやすくなるといわれています。
ビオチン散は医療用では扶桑薬品の「フソー」と東洋製化の「ホエイ」があり、ともに0.2％です。
一部では皮膚疾患に対して、このビオチン散を常用量より多い量とﾋﾞﾀﾐﾝCと整腸剤を同時服用する治療をしている所もありますが、このビオチン大量療法に関しては肯定的なＤrと否定的なＤrがいらっしゃるみたいで、色々なところで論争があるみたいです。

専門的にはどれほど確立された治療法なのかはわからないのが現状ですが、ビオチン散は常用量でも色々な皮膚疾患に用いられていますので、ビオチン散0.2%「フソー」のほうから添付文書の抜粋を掲載しておきます。

効能･効果　→　　急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡
用法･用量　→　　ビオチンとして1日0.5～2mgを1日1～３回に分割、適宜増減</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200708301355.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200708301355.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 30 Aug 2007 13:55:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>君の名は？</title>
         <description>その名は「登録販売者」！
薬事法が改正され、いよいよ2009年より特定成分を除けば薬剤師以外が販売できるようになります。

まずは成分分類をみてみましょう。
OTCは3つにリスク分類されました。
第１類：ｼﾒﾁｼﾞﾝ等H2ﾌﾞﾛｯｶｰ、ﾒﾁﾙﾃｽﾄｽﾃﾛﾝ、育毛剤のﾐﾉｷｼｼﾞﾙ、ﾃｵﾌｨﾘﾝ等
第2類：ｱｽﾋﾟﾘﾝ、ｾﾝﾉｼﾄﾞ、ﾘﾝｺﾃﾞ、ﾋﾞﾀﾐﾝA.D、漢方製剤等
第3類：ﾋﾞﾌｨｽﾞｽ菌、ﾋﾞﾀﾐﾝB.C、酸化ﾏｸﾞﾈｼｳﾑ等

第1類は薬剤師のみが販売し、文書による説明が必須になります。
第2類は薬剤師または登録販売者が販売し、要求されれば文書説明が必要です。
第3類は薬剤師または登録販売者が販売し、説明はいりません。

最初分類されたとき第1類はたった１１成分だったのです。
市場売り上げの約５％でした。

実際、登録販売者が販売できるまでに、この1類はもっと増えるように各方面努力されていまして、現在２３成分でその他販売まもない為安全性の面から期間限定の1類成分もあります。
それでも何百種類もある成分なかでこれだけのみです。
すべての分類をご覧になりたい方は厚生労働省のHP「一般用医薬品販売制度」というページに詳しく書いてありますので参考にしてください。
結構内容が更新されていますので、チェックしてみてください。

OTC方面から見ると、ん～成分性質上、確かに「リスク」による分類、でも処方箋薬からの飲み合わせからみると、Ｍgで吸収が落ちるのもありますし。
第3類でも注意が必要なのもあります。

そこで、これから一般用医薬品にも薬歴ができるとか、販売薬剤師の名前シールを商品に貼るとか
色々積極的な試みをするお店もあれば、薬剤師リストラ計画を練っているお店もあると思います。
できれば前者のほうで「あの薬局に行けば薬剤師が詳しく教えてくれる！」というのが世間一般認識になり、相談業務が増える方向に働きかけていきたいです。

ここでちょっと気になる登録販売者の中身。
厚生労働省において試験のガイドラインが検討されています。まだ正式決定ではないですが、色々枠組みが見えてきました。

試験は年1回以上（特に初年度は複数回）、定期的に各都道府県が実施します。
受験資格は実務1年以上、基本的に免除規定はなし。
医薬品の基本的知識や作用、人体の働き、薬事関係法規、適正使用のなど試験項目は5項目にわかれ全120問、うち7割の正解率が必要。
そこで、ネットで色々検索していると「例題」と言うのに遭遇！ 
前述の厚生労働省のHPの「登録販売者試験実施ガイドライン」の所にあります。
なかなか専門的な問題なんですよ～みなさん復習でチャレンジしてみてください。
一般の人がこの問題で7割取ろうと思えば相当勉強しないといけないかも？
「登録販売者試験対策セミナー」とかなんとか高い金額で儲けるところが沢山でてきそう････。
いえ、すでにあります！早っ！（笑）

さて、2009年どのようにOTCの世界は激変するでしょうか？</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200708301355.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200708301355.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 30 Aug 2007 13:55:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ゼチーア</title>
         <description>初めてのｺﾚｽﾃﾛｰﾙﾄﾗﾝｽﾎﾟｰﾀｰ阻害剤、「ゼチーア」が発売されました。

小腸でのｺﾚｽﾃﾛｰﾙの吸収を阻害する新しいタイプの薬剤です。
腸管循環しながら作用点に長くとどまるので、1日１回投与です（食事影響なし）
効果はﾒﾊﾞﾛﾁﾝの10mg位で、単独投与でLDL-Cを平均３２mg/dl下げるそうです。

次にスタチンとの併用での結果ですが、今回の勉強会で私も初めて知ったのですが、スタチンには６％ルールと言うのがあるそうです。
それは「用量を倍にしても効果は倍でなく、６％しか上がらない」と言う結果がどのスタチンにもほぼ当てはまるそうです。

ですからリピトールを例にとると、10mg投与で約37％低下しますが、20mgに増やしても42%の低下にとどまるそうで、ここでリピトールを増量するよりリピトール10mgにこのゼチーア10mgオンすると、53%低下しました。
作用点が違うので効果は単独でも併用でもマイナス30mg/dlというのが、ゼチーアの特徴です。

副作用は海外データではプラセボと有意差はなく、スタチン併用時はスタチン単独時の副作用発現率と有意差はなく、代謝もグルクロン酸抱合で腸管循環し糞中排泄なので、腎機能低下例や高齢者等にも使用しやすいです。

副作用に関しては市場に出回ってから色々でてくるかもしれませんが。

さて、今回注目したお話ですが、コレステロールがスタチン等で合成阻害を長期間していると、人間のフィードバック機能で「うわ～むっちゃ減ってきたやん！えらいこっちゃ、ほながんばって吸収しやな！」
と思うそうで（注：私の体は関西弁でできています）、
なんとコレステロールの吸収マーカーが増えるそうです。

グラフでは合成マーカーがスタチン服用期間に比例して減っていくのに対し、どんどん吸収マーカーが反比例して増えていく、というまるで「反比例とは」と子供の授業で出てくるような美しいグラフ。

そこでDEBATE Study　という研究が昨年発表されまして、「コレステロール吸収と心血管イベント発症率」という出たばかりのホヤホヤの研究結果があります。

LDL-C　127.4と全く同じ数値の患者を2群に分けまして、コレステロール吸収マーカが高い人と低い人の心血管イベント発症率を調べました。結果は吸収マーカーが高い人のほうがイベント発症率が高く有意差がでました。この結果は今までのように合成阻害だけではなく吸収阻害の必要性が重要となる大変興味深いものです。

実際海外ではすでにリポバスとゼチーアの合剤があります、
日本ではまだそこまでのメーカー同士の合意などが出来ていないそうですが。
（ちょこっと裏話：ゼチーア側は「合剤の相手どうする？今度はリピトールにしてみようか」････
「なんでやねん！裏切らんといて~」と言ってるリポバス側･･･とかなんとか）

最後にMRさん曰く、ゼチーア勉強会で必ず聞かれる質問。
まんまと私も聞いてしまいました。･･･「吸収阻害だから飲めば、やせれるの？」
答えは「NO」･････あえなく撃沈。
海外で発売されて5年ですが、やせたデーターはでてきてないそうです。
ちゃんと単独で12週間服用で体重おちなかったデーターもあるそうです。

楽して痩せられないってことですね（笑）</description>
         <link>http://www.career-position.com/chika/200708090602.html</link>
         <guid>http://www.career-position.com/chika/200708090602.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 09 Aug 2007 06:02:00 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
